Lesson4:テーブルを作ってみよう

テーブルとは?
テーブル(<TABLE>)とは、「表」の事です。

あつい 日焼け かき氷
さむい しもやけ

テーブルを使えば、こんな風(下図参照)に、
レイアウトを思い通りに調節する為に使う事が出来ます。
テーブルを理解すれば、ホームページデザインの自由が広がります。
頑張って理解して下さいね。

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1:紅茶の話
2:お菓子の話
テーブルを作る
<TABLE>〜</TABLE>(テーブル全体)

<TR>〜</TR>(行)

<TD>〜</TD>(列)
テーブルは3つのタグで成り立っています。
<TABLE>(テーブル)は、テーブル全体
<TR>(テーブル・ロウ)は、テーブルの「行」
<TD>(テーブル・データ・セル)は、テーブルの「列」を表します。

この3つのタグが揃っていないと、テーブルは作れません。
基本構造を必ず守って下さい。

記入例
<TABLE>
<TR><TD>1</TD><TD>2</TD></TR>
<TR><TD>3</TD><TD>4</TD></TR>
</TABLE>

ブラウザではこのようになります。
通常の場合、枠線は表示されません。
1 2
3 4

※文字や画像は、必ず<TD>〜</TD>の間に記入します。
<TD>〜</TD>で構成された枠を「セル」と言います。
<TD>と「セル」の関連は、以下の図を参考にして下さい。

例えばこんなタグだと…。
<TABLE BORDER>
<TR>
<TD>セル1</TD><TD>セル2</TD>
</TR>

<TR>
<TD>セル3</TD><TD>セル4</TD>
</TR>
</TABLE>

このような表になります。
<TD>〜</TD>と実際に表示されるセルの位置関係がわかりますか?
セル1 セル2
セル3 セル4
テーブルに見出しを付ける
<TH> 〜 </TH>
<TH>タグと</TH>タグで行や列の見出しを作成します。見出しとして定義されたテキストは、
一般的に "太字" で "センタリング" されて表示されます。尚、<TD>タグ同様にセル内の背景色の設定も行えます。

記入例@ 記入例A
<TABLE BORDER="1">
<TR>
<TH>章</TH>
<TH>ページ数</TH>
<TH>状況</TH>
</TR>
<TR>
<TD>Lesson 1</TD>
<TD>10ページ</TD>
<TD>終了</TD>
</TR>
<TR>
<TD>Lesson 2</TD>
<TD>20ページ</TD>
<TD>勉強中</TD>
</TR>
</TABLE>

<TABLE BORDER="1">
<TR>
<TH BGCOLOR="#CCFFFF">章</TH>
<TD>Lesson 1</TD>
<TD>Lesson 2</TD>
</TR>
<TR>
<TH BGCOLOR="#99FFFF">ページ数</TH>
<TD>10ページ</TD>
<TD>20ページ</TD>
</TR>
<TR>
<TH BGCOLOR="#33CCFF">状況</TH>
<TD>終了</TD>
<TD>勉強中</TD>
</TR>
</TABLE>


ブラウザではこのようになります。
ページ数 状況
Lesson 1 10ページ 終了
Lesson 2 20ページ 勉強中

ブラウザではこのようになります。
Lesson 1 Lesson 2
ページ数 10ページ 20ページ
状況 終了 勉強中
テーブルに枠を付ける
<TABLE BORDER>〜</TABLE>
テーブルの枠線を付けたい場合は、<TABLE>タグに<BORDER>(ボーダー)属性を付けます。

記入例
<TABLE BORDER>
<TR><TD>1</TD><TD>2</TD></TR>
<TR><TD>3</TD><TD>4</TD></TR>
</TABLE>

ブラウザではこのようになります。
1 2
3 4
テーブルの大きさを指定する
<TABLE HEIGHT="〜" WIDTH="〜">〜</TABLE>
テーブルの大きさを指定するには、縦幅<HEIGHT>(ハイト)横幅<WIDTH>(ワイズ)属性を使用します。
"〜"の間の属性値には、ピクセル又は%(パーセント)で指定する事が出来ます。
%で指定した場合、ウィンドウサイズ全体からの割合でテーブルの大きさが決定されます。

記入例
<TABLE BORDER HEIGHT="100" WIDTH="100">
<TR><TD>1</TD><TD>2</TD></TR>
<TR><TD>3</TD><TD>4</TD></TR>
<TR><TD>5</TD><TD>6</TD></TR>
</TABLE>

ブラウザではこうなります
1 2
3 4
5 6
テーブルの位置指定
(左に寄せる) <TABLE ALIGN="left">〜</TABLE>
(中央に配置)
<TABLE ALIGN="center">〜</TABLE>
(右に寄せる) <TABLE ALIGN="right">〜</TABLE>
テーブルの位置を<ALIGN>(アライン)属性を使って指定すると、表の側面に文字を
割り込ませる事が出来ます。

記入例
<TABLE BORDER ALIGN="left">
<TR><TD>東</TD><TD>西</TD></TR>
<TR><TD>南</TD><TD>北</TD></TR>
</TABLE>
テーブルが<BR>
左に寄ります
<BR>
<BR>
<TABLE BORDER ALIGN="center">
<TR>
<TD>中央に配置</TD>
</TR>
</TABLE>
<BR>
<BR>
<TABLE BORDER ALIGN="right">
<TR><TD>ひがし</TD><TD>にし</TD></TR>
<TR><TD>みなみ</TD><TD>きた</TD></TR>
</TABLE>
テーブルが<BR>
右に寄ります。

ブラウザではこうなります
西
テーブルが
左に寄ります。


中央に配置

ひがし にし
みなみ きた
テーブルが
右に寄ります。
セルのサイズを指定する
<TH WIDTH="★" HEIGHT="☆">〜</TH>
<TD WIDTH="★" HEIGHT="☆">〜</TD>
・・・・・セルの横幅(ピクセル)
・・・・・セルの高さ(ピクセル)
<TH>タグや<TD>タグにWIDTH属性やHEIGHT属性を指定すると、
セルの横幅や高さを指定することが出来ます。

○記入例 ○ブラウザではこのようになります
<TABLE BORDER="1">
<TR>
<TH>章</TH>
<TH HEIGHT="50">ページ数</TH>
<TH>状況</TH>
</TR>
<TR>
<TD>Lesson 1</TD>
<TD>10ページ</TD>
<TD>終了</TD>
</TR>
<TR>
<TD>Lesson 2</TD>
<TD>20ページ</TD>
<TD WIDTH="150">勉強中</TD>
</TR>
</TABLE>

上がデフォルト
ページ数 状況
Lesson 1 10ページ 終了
Lesson 2 20ページ 勉強中

  ↓

ページ数 状況
Lesson 1 10ページ 終了
Lesson 2 20ページ 勉強中
セル内の文章の位置指定


(セル内の中央)<TD ALIGN="center">〜</TD>
(セル内の左)<TD ALIGN="left">〜</TD>
(セル内の右)<TD ALIGN="right">〜</TD>


(セル内の上)<TD VALIGN="top">〜</TD>
(セル内の中央)<TD VALIGN="middle">〜</TD>
(セル内の下)<TD VALIGN="bottom">〜</TD>
<TD>〜</TD>のセル内の文章(又は画像)の位置を指定する場合は,
→横方向を指定する場合は <TD><ALIGN="〜">
何も指定しない場合の値は、左寄せ(left)になっています。

→縦方向を指定する場合は <TD><VALIGN="〜">属性を加えます。
何も指定しない場合の値は、中央に配置されます。

記入例
<TABLE BORDER HEIGHT="200" WIDTH="200">
<TR>
<TD ALIGN="center">中央寄せ</TD>
</TR>
<TR>
<TD ALIGN="right">右寄せ</TD>
</TR>
<TR>
<TD VALIGN="top">上配置</TD>
</TR>
<TR>
<TD VALIGN="middle">中央配置</TD>
</TR>
<TR>
<TD VALIGN="bottom">下配置</TD>
</TR>
<TR>
<TD ALIGN="right" VALIGN="top">右上配置</TD>
</TR>
</TABLE>

ブラウザではこうなります。
中央寄せ
右寄せ
上配置
中央配置
下配置
右上配置
セルを結合させる
(横方向に連結)<TD COLSPAN="☆">〜</TD>

(縦方向に連結)<TD ROWSPAN="★">〜</TD>
セル同士を結合させるには、<TD>に<COLSPAN>(カラムスパン)(横に連結)
<ROWSPAN>(ロウスパン)(縦に連結)属性を加えます。

勿論、連結したセルは1つにまとめられるので、不要な<TD>〜</TD>を
入れないように注意しましょう。
「例」
<TR><TD COLSPAN="2">横2つを結合</TD><TD></TD></TR>
<TR><TD>セル1</TD><TD>セル2</TD></TR>
例えば、横2つのセルを結合させる場合。
<TD></TD>は不必要になります。

記入例
<TABLE BORDER>
<TR><TD COLSPAN="2">横2列と合体します</TD></TR>
<TR><TD>セル1</TD><TD>セル2</TD></TR>
</TABLE>

ブラウザではこうなります
横2列と合体します
セル1 セル2

記入例
<TABLE BORDER>
<TR><TD ROWSPAN="2">縦2列と合体します</TD><TD>セル1</TD></TR>
<TR><TD>セル2</TD></TR>
</TABLE>

ブラウザではこうなります
縦2列と合体します セル1
セル2
色を付ける
(テーブル全体の色)
<TABLE BGCOLOR="〜">


(セルの色)
<TD BGCOLOR="〜">

記入例
<TABLE BORDER BGCOLOR="#FFCCFF">
<TR><TD>こんな</TD><TD>風に</TD></TR>
<TR><TD>全体に</TD><TD>色が付きます</TD></TR>
</TABLE>

ブラウザではこうなります
こんな 風に
全体に 色が付きます

記入例
<TABLE BORDER>
<TR><TD BGCOLOR="blue">あおいろのセル</TD></TR>
<TR><TD BGCOLOR="yellow">きいろのセル</TD></TR>
</TABLE>

ブラウザではこうなります
あおいろのセル
きいろのセル
テーブルの枠線の太さ
<TABLE BORDER="☆">〜</TABLE>
テーブルの枠線の太さを設定します。デフォルトは"1"で、
☆の値が"0"の場合は<TABLE>と同じ表示(枠線なし)になります。

記入例
<TABLE BORDER="5">
<TR>
<TD>周りの枠線の太さが5ピクセルです。</TD>
</TR>
</TABLE>

ブラウザではこうなります↓
周りの枠線の太さが5ピクセルです。

<TABLE BORDER="10"> と設定すると↓

周りの枠線の太さが10ピクセルです。



← <TABLE BORDER="0">だと、枠線が無くなります。 →
セル内側の余白
<TABLE CELLPADDING="〜">〜</TABLE>
セルの内側の余白(表の罫線と文字の間隔)を設定する場合は、CELLPADDING属性を使用します。
CELLPADDING="〜"の属性値には、任意の数値(ピクセルで指定)を入力します。
何も指定しない場合の数値は「1」です。

記入例
<TABLE BORDER CELLPADDING="10">
<TR>
<TD>周囲に10ピクセルの</TD>
<TD>余白が出来ています</TD>
</TR>
</TABLE>

ブラウザではこうなります
周囲に10ピクセルの 余白が出来ています
セルの間隔を指定する
<TABLE CELLSPACING="〜">〜</TABLE>
セル同士の間隔を指定する場合、CELLSPACING属性を使用します。
CELLSPACING="〜"の属性値には、任意の数値(ピクセルで指定)を入力します。
何も指定しない場合の数値は「2」です。

記入例
<TABLE BORDER CELLSPACING="20" BGCOLOR="orange">
<TR>
<TD>セル同士の間隔が</TD>
<TD>20ピクセルに</TD>
</TR>
<TR>
<TD>なっているのが</TD>
<TD>わかりますか?</TD>
</TR>
</TABLE>

ブラウザではこうなります
セル同士の間隔が 20ピクセルに
なっているのが わかりますか?

まとめ

テーブルの中には、文字や画像やリンクを入れる事が出来ます。
これらのタグは、必ず<TD>〜</TD>の間に入れましょう。

セルの関係が掴み難いので、「難しい!」と思ってしまいますが
いきなりテーブルを作ろうとはせずに、ノートなどに作りたいテーブルの簡単な図を
書き、必要なタグをメモしてから制作する方法を取ってみましょう。

設計図…
こんな感じで…。
…汚くて申し訳ないです。(^_^;)

まずは慣れるのが肝心です。
ここで勉強した事を生かして、色々作ってみて下さいね。
練習問題(3)
全てのLessonが終わったら、早速練習問題を解いてみましょう!

練習問題(3)へ!

  
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