Lesson:3 画像を入れてみよう

ホームページで使える画像
もうご存知だとは思いますが、ホームページには写真や絵などの画像を表示することが出来ます。
綺麗な写真やCG、アニメーション…目を引く華やかなページはとても魅力的ですよね?
ここでは、ホームページに画像を表示させる方法を解説します。

インターネットで使用できる画像ファイルの形式は
JPEG(ジェイペグ)形式、GIF(ジフ)形式の二種類です。


「JPEGファイル」

「GIFファイル」
上のように、ファイルの拡張子が「.jpg(もしくは.jpeg)」、「.gif」となっています。
Windowsで使われるBMP(ビットマップ)形式の画像ファイルは、インターネットでは使用できません

●JPEG形式、GIF形式それぞれに特性があります。用途に合った形式を使用しましょう●

「JPEG(Joint Photographic Experts Group)」

1667万色以上の色を含める事が出来ます。色数に制限がありません。
圧縮率を高めると、画像が劣化してしまいます。
色数の多い画像…写真や色数の多いCG等に使われます。

「GIF(Graphics Interchange Format)」

色数は256色しか使えませんが、圧縮しても画像は劣化しません。
代わりに、背景を透明にしたり、簡単なアニメーション(GIFアニメ)を作る事が出来ます。
色数の少ない画像…単純なイラスト等に使われます。
画像を入れる
<IMG SRC="ファイル名">
画像を表示するには<IMG SRC="〜">(イメージソース)を使用します。
" "の間には、表示させたい画像ファイル名を入れます。

記入例
<IMG SRC="sample.gif">

ブラウザではこうなります。

画像を表示させるには、少し注意すべき点があります。
ここでは、画像を準備する所から順番に手順をご紹介します。
一緒にやってみましょう!
●画像ファイルを表示させる手順●

以下の画像・「sample.gif」を貼り付ける場合で説明します。

sample.gif[sample.gif]

1:画像を保存する

まず、使う画像をダウンロードします。

1・画像「sample.gif」にの真上に、マウスポインタの矢印を合わせて
「右クリック」します。

2・ショートカットメニュー(左図参照)の「名前を付けて保存」をクリックします。

 

3・「画像の保存」が出てきます。
保存する場所を選択して(ここでは、Lessonフォルダ)
「保存」をクリックします。
4・画像がパソコンにダウンロードされます。

画像ファイルの保存

例えば、絵を貼り付けたいHTMLファイル「homepage.html」「Lesson」という名前のフォルダに
保存してある場合は、このフォルダ「Lesson」に画像ファイル「sample.gif」を保存します。

HTMLファイルと使用する画像ファイルは、必ず同じフォルダ内に保存して下さい。
違う場所に画像ファイルを保存してしまうと、画像がホームページ上に出てきません。


2:タグを打ち込む
次に、HTMLファイルを作って、タグを打ち込みます。
sample.gifを表示させたいので、タグは<IMG SRC="sample.gif">と書き込みます。
出来たら、ブラウザで確認してみましょう。

記入例
<IMG SRC="sample.gif">

ブラウザではこうなります。


参考:画像が表示されない場合は…

画像の表示、失敗例
失敗してしまった場合。
このように、画像が表示される筈の場所に
「×」マークが出てきます。

原因は
上でも解説したように、同フォルダ内に画像ファイル
が保存されていない。
又は、タグの打ち間違い、ファイル名の間違い、
等が考えられます。

よく見直してみましょう。

●画像のダウンロード方法●
インターネットから、画像をダウンロードする方法は以下の手順です。
(ダウンロードとは、通信回線を利用して自分のパソコンにデータ-を転送する事です)

1・保存したい画像の上で「右クリック」します。
2・ショートカットメニュー内の「名前を付けて画像を保存」をクリックします。
3・「画像の保存」ダイアログボックスが出てきます。保存する場所を確認してから
  「保存」をクリックします。


●注意!●

「著作権」には十分に配慮して下さい!!
インターネット上で公開されている画像は、音楽や書籍と同じように製作者に著作権が存在します。

「フリー素材」と明記されている画像以外の画像を、無断でダウンロード(パソコンに保存する事)して
不正に使用した場合は著作権の侵害行為として、著作権法に基づいた処罰を課せられる可能性があります。
画像をダウンロードする場合は、必ず作者の了解を得ましょう。
「フリー素材」の画像の場合も、必ず製作者の決めた約束、「使用許諾」や「注意書き」がある筈です。
必ず目を通しましょう。

一生懸命作ったイラストや写真を、知らない誰かが何の断りも無しに勝手に使ったら、悲しいですよね?
ここまでのレッスンで、ホームページを作る苦労や楽しさを知っている皆さんなら、わかりますよね?
エチケットを守って、インターネットを楽しみましょう。
画像に枠線を付ける
<IMG SRC="ファイル名" BORDER="〜">

画像に枠線を付ける場合は<BORDER>(ボーダー)属性を付けます。
属性値には任意の枠線の太さを入力します。 属性を複数付ける時は
半角スペースを入れる。(BORDER="〜"の B の前などに入れる)

記入例
<IMG SRC="sample.gif" BORDER="4">

ブラウザではこうなります。

画像と文章を並べる
(画像を左に寄せる)<IMG SRC="ファイル名" ALIGN="left">
(画像を右に寄せる)<IMG SRC="ファイル名" ALIGN="right">

画像と複数行の文章を並べると、通常文章は最初の一行だけが画像横の下側に付き
次の行は画像下に入り込んでしまいます。

記入例
<IMG SRC="sample.gif">
画像を入れると、ホームページは華やかになりますね。<BR>
私も、もっとセンスを磨いて、Coolなページを作りたいです。

ブラウザではこうなります。
画像を入れると、ホームページは華やかになりますね。
私も、もっとセンスを磨いて、Coolなページを作りたいです。


画像の横に、複数行の文章を表示させたい場合は、<IMG SRC="ファイル名" >に
<ALIGN="〜">属性を使用します。

記入例
<IMG SRC="sample.gif" ALIGN="left">
画像を入れると、ホームページは華やかになりますね。<BR>
私も、もっとセンスを磨いて、Coolなページを作りたいです。
<BR>
<BR>
<BR>
<IMG SRC="sample.gif" ALIGN="right">
画像を入れると、ホームページは華やかになりますね。<BR>
私も、もっとセンスを磨いて、Coolなページを作りたいです。

ブラウザではこうなります
画像を入れると、ホームページは華やかになりますね。
私も、もっとセンスを磨いて、Coolなページを作りたいです。



画像を入れると、ホームページは華やかになりますね。
私も、もっとセンスを磨いて、Coolなページを作りたいです。

(文章を上に)<IMG SRC="ファイル名" ALIGN="top">
(文章を中央)<IMG SRC="ファイル名" ALIGN="middle">
(文章を下に)<IMG SRC="ファイル名" ALIGN="bottom">


画像と文章を並べると、通常文章は画像の下側に揃えて表示されます。
<ALIGN>(アライン)属性を付けると、上・中央・下に画像を移動する事ができます。

記入例
<IMG SRC="sample.gif" ALIGN="top">上に移動します<BR>
<IMG SRC="sample.gif" ALIGN="middle">真中に移動します<BR>
<IMG SRC="sample.gif" ALIGN="bottom">下に移動します。

ブラウザではこうなります
上に移動します
真中に移動します
下に移動します
Lesson3:まとめ

画像は基本的に文章(テキスト)と同じ扱いをします。
改行や位置の指定は、テキストと同じタグを使用できます。(Lesson2-2を参照

記入例
<P ALIGN="center">
<IMG SRC="sample.gif">
<BR>
中央寄せにしてみました。
</P>
<BR>

<IMG SRC="sample.gif">ここは普通に改行してみます<BR>
<BR>

<IMG SRC="sample.gif" ALIGN="right">
こんな風に、色々な事が出来ます!<BR>
色々試してみて下さいね。

ブラウザではこうなります


中央寄せにしてみました。

ここは普通に改行してみます

こんな風に、色々な事が出来ます!
色々試してみて下さいね。
練習問題(2)
全てのLessonが終わったら、早速練習問題を解いてみましょう!

練習問題(2)へ!

    

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