Lesson:2 ホームページの基本(2)

文字の大きさを変える
<FONT SIZE="〜">〜</FONT>
文字の大きさを変えるには、<FONT SIZE>を使用します。

「文字」の設定するので、タグは<FONT>(フォント)
更にフォントの「大きさ」を指定するので、SIZE(サイズ)を指定する属性を付け加えます。

<FONT SIZE="〜">で、"〜"の間に設定できる数値は1〜7までです。
1が最小、7が最大の大きさとなります。
何も指定しない場合、通常文字の大きさはSIZE=”3”となっています。これを基準にして、大きさを決めます。
また、SIZE="+2"、または、SIZE="-2"と指定する事もできます。

タグ記入例
<FONT SIZE="5">ホームページへようこそ</FONT>

ブラウザではこうなります
ホームページへようこそ
補足説明・タグについて
上でも説明しましたが、タグの構成は以下のようになっています。

<FONT SIZE="5">
FONTの部分を「エレメント」、SIZEの部分を「属性」、"5"の部分を「属性値」と呼びます。
タグは基本的な命令。属性は付属の命令、属性値は定めた設定が入ります。
文字の色を変える
<FONT COLOR="〜">〜</FONT>
文字の色を変えるには、<FONT>タグを使用します。
属性は色を指定するので、COLORです。

<FONT COLOR="〜">属性値の"〜"の部分には指定する色名を入れます。
色の設定には2通りの方法があります。

1つは,色の名前をそのまま指定する方法です。
ある特定の色に関しては,RED,GREEN,BLUEなどの色名を指定できます。

もう1つの方法は,「#RRGGBB」というような値を用います。
これは、色の三原色である赤、緑、青のそれぞれを、2桁の16進数で表記したものです。
色の名前に関しては、下記の色見本を参考にして下さい。

記入例
<FONT COLOR="red">あか</FONT>
<FONT COLOR="blue">あお</FONT>
<FONT COLOR="#008000">みどり</FONT>

ブラウザではこうなります
あかあおみどり
色の見本です。
この他にも使用できる色はありますが、ここでは最も基本的な、WindowsのVGAパレットに準拠した
16色を紹介します。
BLACK
#000000
SILVER
#C0C0C0
GRAY
#808080
WHITE
#FFFFFF
MAROON
#800000
RED
#FF0000
PURPLE
#800080
FUCHSIA
#FF00FF
GREEN
#008000
LIME
#00FF00
OLIVE
#808000
YELLOW
#FFFF00
NAVY
#000080
BLUE
#0000FF
TEAL
#008080
AQUA
#00FFFF
太字・斜体・下線を付ける
太字にする <B>〜</B>

文字を太字にする場合は、<B>(ボールド)を使います。

記入例
<B>ホームページ</B>

ブラウザではこうなります
ホームページ

斜体にする <I>〜</I>

文字を斜体にする場合は、<I>(イタリック)を使います。

記入例
<I>ホームページ</I>

ブラウザではこうなります。
ホームページ

下線を付ける <U>〜</U>

文字に下線をつける場合は、<U>(アンダーライン)を使います。

記入例
<U>ホームページ</U>

ブラウザではこうなります。
ホームページ
改行する
<BR>(単独タグ)

改行したい場合は、<BR>タグを使います。
メモ帳で文字(テキスト)を記入すると、改行したい部分が出てきます。
例えば…
昨日は雨でした。
今日は良い天気です。
この文章をメモ帳に記入しても、ブラウザでは改行されず、下記のように表示されてしまいます。
昨日は雨でした。今日はいい天気です。

文章を改行するには、改行したい部分に<BR>タグを使用します。
このタグは、終了タグを付ける必要はありません。

記入例
昨日は雨でした。<BR>今日は良い天気です。

ブラウザではこのように改行して表示されます。
昨日は雨でした。
今日はいい天気です。
見出しを付ける
<H1>〜</H1>(数字は1〜6まで)

<H>(ヘッディング)は見出しを設定するタグです。
各章のタイトル等に使用します。

設定したテキストは、太字になり、改行されて前後に一行分の空白行が作られます。
設定できる大きさは1〜6までです。
1が最大6が最小の大きさとなります。

記入例
<H6>一番小さい見出し</H6>
<H1>一番大きな見出し</H1>

ブラウザではこうなります
一番小さい見出し

一番大きな見出し

段落を作る
<P>〜</P>

<P>(パラグラフ)は「段落」を設定するタグです。
<P>〜</P>で囲まれた部分が一つの段落として設定され、改行した上で前後に一行分の空白行が
入ります。


<P>タグは幾つ並べても、効果が反映されるのは1つ分だけです。
単に改行だけをしたい場合は、<BR>タグを使用します。
<P>タグはあくまでも、段落を指定するタグです。改行の為だけには使用しないので
気を付けて下さい。

<P>今日は良い天気なので買い物に行きました。</P>
<P>お気に入りのケーキ屋さんで、<BR>チーズケーキとシュークリームを買いました。</P>

ブラウザではこうなります。

今日は良い天気なので買い物に行きました。

お気に入りのケーキ屋さんで、
チーズケーキとシュークリームを買いました。

位置を揃える
中央寄せにする <CENTER>〜</CENTER>

文字や画像を中央に寄せたい場合、<CENTER>(センター)を使用します。

記入例
<CENTER>中央に寄せます</CENTER>

ブラウザではこうなります
中央に寄せます

位置を指定する 
(中央に寄せる)<P ALIGN="center">〜</P>
(右に寄せる) <P ALIGN="right">〜</P>
(左に寄せる) <P ALIGN="left">〜</P>
<P>タグを使用して、テキストの位置を指定できます。
<P>タグの特性として、改行されて前後に一行分の空白が入ります。気を付けて下さい。

指定できる属性値は、CENTER(中央) RIGHT(右) LEFT(左)の3つです。

記入例
<P ALIGN="center">中央</P>
<P ALIGN="right">右寄せ</P>
<P ALIGN="left">左寄せ</P>

ブラウザではこうなります

中央

右寄せ

左寄せ


位置を指定する(2)
(中央に寄せる)<DIV ALIGN="center">
(右に寄せる)<DIV ALIGN="right">
(左に寄せる)<DIV ALIGN="left">
<DIV>属性を使っても、位置を指定する事が出来ます。

<DIV>は文字列や画像等を、一まとめのブロック単位として設定するタグです。
つまり、本来は段落を設定するタグですが、
同じ、段落を指定する<P>タグと異なって、改行されても前後に一行分の空白は入りません。

記入例
<DIV ALIGN="center">中央に寄ります</DIV>
<DIV ALIGN="right">右に寄ります</DIV>
<DIV ALIGN="left">左に寄ります</DIV>

ブラウザではこうなります
中央に寄ります
右に寄ります
左に寄ります

位置を指定する(3)
(中央に寄せる)<H1 ALIGN="center">〜</H1>
(右に寄せる)<H1 ALIGN="right">〜</H1>
(左に寄せる)<H1 ALIGN="left">〜</H1>


見出しタグ<H>の位置を指定する事も出来ます。

記入例
<H5 ALIGN="right">右寄せの見出し</H5>
<H3 ALIGN="center">中央寄せの見出し</H3>
<H2 ALIGN="left">左寄せの見出し</H2>

ブラウザではこうなります
右寄せの見出し

中央寄せの見出し

左寄せの見出し

横罫線を引く
横罫線を引く <HR>
文と文を区切ったり、項目ごとに区切ったりする時に引きます。
デフォルトは中央寄せになります。

↓こんな感じです


▼横罫線に変化がほしい!▼
 「線の太さ」の設定 <HR SIZE="★">

<HR SIZE="5"> の場合 (5ピクセル)


<HR SIZE="10"> の場合 (10ピクセル)


 「線の長さ」の設定 <HR WIDTH="☆">

<HR WIDTH="500"> の場合 (500ピクセル)


<HR WIDTH="50%"> の場合 (50%)


 「線の位置」の設定 <HR ALIGN="●">

              =LEFT、RIGHT、CENTERのどれか



   <HR ALIGN="LEFT"> 真ん中 <HR ALIGN="CENTER"> | 下 <HR ALIGN="RIGHT">


 「影の無い線」の設定 <HR NOSHADE>

↑ 罫線の影が消されてます
Lesson2:まとめ
目的に応じて何種類かのタグを組み合わせる事が出来ます
例えば、「フォントの色を赤、サイズが5、太字、下線、中央に表示」したい場合は。
このように入力します。

<CENTER>
<U>
<B>
<FONT COLOR="red" SIZE="5">
ホームページ
</FONT>
</B>
</U>
</CENTER>

ブラウザではこうなります
ホームページ


タグの並び方には決まりがあります。
開始タグと終了タグで、文章を囲む事はもうご存知だと思いますが
複数のタグを使う場合は以下のようになります。

<■■><○○><××>ほーむぺーじ</××></○○></■■>

このように、一組の開始タグと終了タグの外側に、更に開始タグと終了タグが被さる形になっている
事に気付いたでしょうか?
この順番は必ず守って下さい。
開始タグと終了タグは必ず左右で対になっていないと、思い通りの効果は出ません。

また、同じタグなら、属性を一まとめにして記述することが可能です。

フォントの色を赤・サイズは5にしたい場合のタグを…
<FONT COLOR="red"><FONT SIZE="5">ホームページ</FONT></FONT> と書くよりも

<FONT COLOR="red" SIZE="5">ホームページ</FONT>

こちらの方がスッキリ見えますよね?
練習問題(1)
全てのLessonが終わったら、早速練習問題を解いてみましょう!

練習問題(1)へ!

    

inserted by FC2 system